小論文 ― 鶴見大学
年度 |
内容 |
字数 |
時間 |
09 |
「環境破壊」について、自分の考えを述べる。 |
600字 |
50分 |
08 |
「ボランティア精神」について、自分の考えを述べる。 |
600字 |
50分 |
07 |
津金昌一郎の文章を読んで、「エビデンスに基づいた医療」について、自分の考えを述べる。 |
600字 |
50分 |
■傾向
過去3年間、テーマは一定していない。'07は知識型の問題。EBMとは Evidence-Based Medicine の頭文字をとった言葉で「科学的根拠に基づく医療」と訳されている。これは通常行われている診療行為自体を、批判的な立場に立って見直しながら、科学的根拠のない、経験や慣習や権威者の意見に基づく 治療法や予防法を排除し、世界の研究者が行っている科学的研究結果 (臨床研究などの科学的データ)にもとづいた、「確かな科学的根拠(証拠)がある医療」、「治るという証拠のある医療」、「患者にとって最も有益で害の少ない治療法を選択する医療」を意味する。'08はボランティアの精神について考えさせる問題。参考までにボランティアの精神についての日野原重明の次の言葉を挙げておく。「『人間は自分のためだけでなく、他の人のために何かができるということ』です。もし苦しんでいる人がいれば、『辛いのだろうな』と、その痛みを自分の痛みとして共感できる力を人間は持っているのです」。'09は「環境破壊」がテーマである。「地球温暖化」などの具体的な環境問題を一つ取り上げて、その原因物質、問題発生のメカニズム、その影響、背後にある人間中心の世界観や自然観を述べ、環境倫理の立場から、解決策を探るといった構成になると思う。「温暖化」を例とした場合、その対策は「個人レベル」「国家レベル」で書き分けるとよい。国家レベルの対策としては、先進国同士の「排出権取引」や、途上国と削減義務のある先進国の間での「クリーン開発メカニズム」にも言及できるとよい。「知識型」小論文の対策としては常日頃から医療の現状や社会問題に対する問題意識を持って、「テーマに関する知識」を整理しておくことが必要である。
※現在,2010年度版ダイジェストは在庫切れとなっております。2011年度版は2011年1月頃入荷予定です。