小論文 ― 日本大学(松戸歯学部)
年度 |
内容 |
字数 |
時間 |
07 |
終末期医療(ターミナルケア)の理想的なあり方について自分の考えを述べる。 |
300~400字 |
40分 |
06 |
近年、日本の社会において個人・組織の「道徳の低下」「モラルの欠如」が社会問題化している。このような社会状況に対して改善策を含めた自分の考えを述べる。 |
300~400字 |
50分 |
05 |
医療者のあるべき姿について、「患者側の視点」と「インフォームドコンセント」という言葉を用いて自分の考えを述べる。 |
300~400字 |
50分 |
■傾向
過去3年間、提示されたテーマを、現代を生きる自分の視点から考察させるという傾向で一貫している。’05は「患者中心の医療」の中心にあるキーワードの理解が問われている。現代の医療不信を背景に、患者の視点に立った、医師と患者の信頼関係を築くインフォームドコンセントのあり方について「わかりやすい説明」、「患者の自己決定権」や「QOL」に言及しながら答えることが大事。’06は日本社会の「モラルの欠如」を象徴する具体例から入り、次にその問題が生じる理由・背景の考察、そこからではどうすればよいのか、改善策の提示、といった順序で書いていくとよい。背景にある第一の要因は総じて「相手の立場に立って、考え、行動する」という倫理の大原則が忘れられている点である。’07は時事的な問題。患者の自己決定権、QOL、SOL、尊厳死、尊厳死の宣言書(living will)など「延命治療の中止」をめぐる「テーマに関する知識」が必要。対策としてテーマに関する知識を深めておくことや、少ない字数のなかで、自分の考えを具体的に展開していく練習が大事。