小論文 ― 神奈川歯科大学
年度 |
内容 |
字数 |
時間 |
07 |
「最近マスコミで生命倫理に対する報道が多く取り上げられている。これに対し、例を挙げ、あなたの意見を述べよ。」 |
400~600字 |
60分 |
06 |
遺伝子診断における「出生前診断」は有用であるかについて自分の考えを述べる。 |
400~600字 |
60分 |
05 |
「人間とか、命とか、生き物に対して『愛でる』気持ちがない人が医療分野で働くべきでない」といった人がいる。これについて自分の意見を述べる。 |
400~600字 |
60分 |
■傾向
’06から知識型の出題が続いている。’06で問われている「出生前診断」とは子供を生む前に胎児の遺伝子を調べ、遺伝病の有無を診断すること。母親はその結果を見て、子供を生むか生まないかをきめる。これは重篤な遺伝病を予防するというメリットがある反面、デメリットとして命を選別することには倫理的に問題があるのではないか、遺伝病の患者は出生を予防される対象であるいという論理から障害者の生きる権利が否定されるのではないか、という議論もあり障害者団体などが反対している。’07も「生命倫理」をめぐる知識型の問題。「代理出産」に代表される「生殖補助医療の問題」、「延命治療の中止」をめぐる「尊厳死」や「安楽死」の問題、「再生医療」をめぐる「クローン技術」の問題など取り上げることのできる例は多い。「生命倫理」とは「生命について守るべきルール」とイメージしておけばよい。総じて、医の倫理は技術の進歩と社会の通念の間で変化していくものだという視点も必要だろう。対策としては基本的なテーマに関する知識を深めておくことや、自分の考えを具体的に展開していく練習が必要になる。